電動アシスト自転車を買おうと思っているんだけど、どんなタイプの自転車がいいのかなぁ。
最近では、さまざまなタイプの電動アシスト自転車が販売されています。
しかし、見た目や一時の思いつきだけで購入してしまうと、いざ使おうと思ったときに用途に合っていなくて使いづらく感じてしまうこともあるかもしれません。
そんな後悔をしないためにも目的別に自転車のおすすめタイプをご紹介しますので、購入の際の参考にしてください。
子どもの送り迎えや一緒のお出かけ
電動アシストの効果が一番発揮されるのは、子乗せ自転車です。
子乗せ自転車は、2人分以上の体重に耐えられるように丈夫に作られています。そのため普通のママチャリよりもかなり重くなっています。
また、子どもを同乗させることで総重量は増え、平地でもかなりの体力を消耗します。上り坂になると、押して歩いたほうが楽に感じるほどです。
しかし、電動アシスト付きなら子供が乗っていようが、上り坂であろうが、ペダルに置いた足に少し力を入れるだけで進んでくれます。
お父さんお母さんが一生懸命に自転車を漕いでいる姿を見せることで、子どもの親への感謝の気持ちが芽生えるかもしれません。でも、電動アシスト自転車でスイスイ進みながら、子どもとの会話を楽しむ方が有意義だと思いませんか?
子どもの送り迎えの時間も大切なコミュニケーションの時間です。楽しくおしゃべりしながら乗れる電動アシスト付きの子乗せ自転車を選びましょう。
とりあえず購入する前に試しに乗ってみたいという方は、レンタルで試してみるのがおすすめです。
通勤や通学などの毎日の移動手段
通勤や通学に使うのであれば、シティバイク型の電動自転車が最適です。
シティバイクは車体が軽く、ママチャリよりも細いタイヤを採用しているため、速度が出しやすく、長時間の走行でもカラダへの負担が抑えられます。その結果、会社や学校に到着しても、疲れ切っているということはありません。
ただし、シティバイク型は標準装備にカゴや荷台が付いていないものが多いので、荷物はリュックに入れて背負うといいでしょう。
もしもリュックが嫌な人は、オプションでカゴや荷台を追加購入する方法もありますので、検討してみてください。
私が愛用している自転車の記事がありますので、参考にしてください。
買い物など荷物がある場合
食材などの重い買い物に最適なのは、カゴが付いたママチャリタイプの軽快車です。
荷台があるので、必要に応じて後輪にカゴを取り付けることもできます。
ただし、重い荷物を載せるとバランスを崩しやすくなり、ふらつきの原因になるので、日常的にペットボトル飲料などの重いものを運ぶのであれば、安全性を考慮して三輪タイプの電動アシスト自転車がおすすめです。
アウトドアアクティビティや健康促進
サイクリングなどの長距離走行や健康促進を目的とする場合、シティバイク型の電動アシスト自転車が最適です。
すでに『通勤や通学などの毎日の移動手段』で説明したとおり、シティバイク型は車体が軽く、細いタイヤが車輪の抵抗を少なくしてくれるので、爽快感を感じながら風を切って走ることができます。
さらに、オプションで車載バッグ、スマホホルダー、ドリンクホルダーなどのアクセサリーを追加することで、自分のスタイルに合わせてカスタマイズできます。
カスタマイズによっては、キャンプグッズを載せることも可能なので、アクテビティの幅が広がります。まさにレジャーに適した自転車と言えます。
特にアウトドア愛好家にとって、シティバイク型電動アシスト自転車はカスタマイズの自由度が高いので、頼もしい相棒になるでしょう。
高齢者向け
高齢者による自動車事故のニュースが目に付くようになり、高齢の父母に車の運転を控えてほしいと思っているご家族が増えています。
しかし、家にいることが多い高齢者から車を取り上げることは、世界を狭め、家族以外との接触の機会が減り、孤立化してしまう可能性もあります。
そのため、気になりながらも車の運転を黙認しているご家族も多いのではないでしょうか。
そんな高齢者に最適なのが、三輪自転車か車輪が小さいタイプの二輪自転車です。
足腰の筋肉が衰えている高齢者にとって、普通の自転車だと重心が高いため、バランスがとりにくく転倒しやすくなります。
しかし、車輪が小さいタイプなら重心が低いため、バランスが保ちやすくなります。電動アシスト付きなら衰えた筋力をサポートしてくれるので、走り出しも楽になりバランスがとりやすくなります。
高齢者向け自転車の選び方については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
まとめ
電動アシスト付き自転車は、日常生活で気軽に利用できる便利な交通手段の一つです。
しかし、さまざまなタイプの自転車があるため、自分の目的やライフスタイルに合わせて最適なモデルを選ぶことが大切です。
重要なのは、購入前に自分がどのような目的で自転車を使うかをしっかりイメージすることです。
そのうえで、使いやすさや機能、安全性を考慮して最適な自転車を選ぶようにしましょう。そうすることで、効果的に自転車を活用することができ、快適な生活を送れるようになるのです。
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