みなさんの夢って何ですか?
夢とまでは言わなくても、やりたいことは沢山あるのではないでしょうか。
そこで、今回は、やりたいことを実現させるためのバケットリストについて紹介します。
バケットリストってなに?
バケットリストって知っていますか?
バケットリストとは、「やりたいことリスト」のこと。
つまり、死ぬまでにやりたいことをリストアップしたもののことです。
誰でも大きな夢や、ちょっとしたことも含めて「やってみたいこと」って、たくさんあるはずです。
でも、ちょっと過去を振り返ってみてください。
「学生時代にやりたかったこと」「独身の時にやりたかったこと」「健康なうちにやりたかったこと」って、どのくらい達成できていますか?
達成できずに、諦めてきてたことはありませんか?
諦めないまでも、「今はできないから時間ができたらやろう。」そう思っていませんか?
私も同じでした。
しかし、映画「最高の人生の見つけ方」を見て、人生のこと、そして死ぬまでのことをはっきりと考えるようになりました。
この映画の中では、大病を患った2人の高齢男性が、それぞれやり残したことをリストアップしていったものを、残りの人生をやりたいことのために過ごし、満足した人生を全うしていました。
この映画の中で出てきた「やりたいことリスト」がバケットリスト(Bucket List)です。
英語で、Bucketは、水などを入れる「バケツ」のことですが、熟語では、「Kick the bucket」で、死ぬことを意味します。
そこから、「バケットリスト」が「死ぬまでにやりたいことのリスト」という意味が生じ、アメリカでは一般的な言葉になったのです。
やりたいことをやらずに、後悔したまま死ぬのではなく、一度きりの人生だから、満足して「楽しい人生だった」と言って死にたい。
この映画を見て、こころからそう思いました。
バケットリストを作ろう!
「後悔しない、楽しい人生を送りたい」って思っているだけでは、その夢は叶いません。
宇宙開発企業スペースXの創業者であるイーロン・マスク氏やZOZOの創設者である前園健太氏は、今では宇宙を目指しています。
彼らは、思い付きで壮大な夢を叶えようとしているわけではありません。
明確なビジョンがあって、それを計画に落とし込んでいったのです。
どんなに大きな夢を持っていても、思っているだけでは実現させるのは難しい。
あなたが死ぬまでにやりたいこと、夢は何ですか?
一緒にバケットリストを作って、悔いのない人生を送りましょう!
死ぬまでにやりたいことを書いていくだけ
まずは、ただただやりたいことをリストアップしていくだけです。
思いつく限り、どんどん目の前の紙やスマホのメモ機能に書き出していきましょう。
一気に書き出す必要はありません。
通勤途中やお風呂に入っているときなど、不意に「やってみたいな」と思ったことでもいいのです。
ここで注意してほしいことは、できるだけ具体的な事柄をリストアップしていくということです。
例えば、「世界中を旅して回りたい。」では抽象的すぎます。
どこまで旅行して回れば達成したと言えるのか、はっきりしません。
この例を具体化するならば、
・ニューヨークの自由の女神の王冠に上る
・ボリビアのウユニ塩湖にある塩のホテルに宿泊する
といった感じで、具体的な映像をイメージできるレベルまで落とし込みましょう。
100個を目安に書いてみよう!
いくつ書き出さなければならないといったようなルールはありません。
しかし、少なすぎると抽象的なリストになってしまうので、目安としては100個くらい書き出すことを目指してみてください。
リストの内容が具体的なほどイメージしやすく、「達成するのにどんな準備が必要か」とか「いつまでにやらないと達成できないな」ということがわかってきます。
こんな感じでイメージを膨らませていったら、100個くらい書き出すことができそうですよね。
何度書き直してもOK
バケットリストは、何度書き直してもOKです。
自分の置かれた環境や、成長に応じて当然やりたいことも変わってくるものです。
いつまでも昔の自分にとらわれ続ける必要はありません。
自分の知識や経験もバージョンアップされていくのですから、やりたいこともバージョンアップされて当然です。
私の場合、英語がある程度に話せるようになってカナダに行ったら、フランス語も話せるようになりたいと思うようになりました。
やりたいことが増えるのも、楽しいです。
新たにやりたいことが見つかった時は、どんどん追加していきましょう。
逆に興味がなくなった項目や、やる必要がなくなった項目は削除していきましょう。
しかし、ここで注意してもらいたいのは、「やりたいけど、無理そうだからリストから削ろう」というのは絶対にしないでください。
それをしてしまうと、バケットリストを作る意味自体がなくなってしまいます。
後々、絶対に後悔することになります。
そもそも、バケットリストを誰かに見せる必要はないのですから、他人に目や実現可能性を考慮して作る必要はありません。
夢みたいなことでもいいです。どんどん書いて、その夢を実現させましょう!
家族の年齢表を作ろう
次に、下図のような家族の年齢表を作ってみましょう。
この家族年齢表を作る意味は、バケットリストに書き出したやりたいことをやるには、いつが一番いい時期かを見極めるためです。
例えば、「登山好きの父と富士山頂から日の出を見る」というリストを作った場合、既に父は73歳なので、「遅くとも5年以内に実行しないと、実現は難しいな。」ということになります。
(それでも難しいかもしれませんが。。。あくまで仮定の話です)
自分だけが関係する「やりたいこと」も多いかもしれませんが、意外と家族の状況によって、できないこともあるので、それをそれを見極めるためにも作ることをお勧めします。
我が家の場合、子どもと一緒にやりたいことが多いので、受験時期や進学時期を考慮する必要があります。
作ったリストを年齢表に振り分けてみよう!
バケットリスト、家族の年齢表ができたら、今度は、いつまでにやるかを表に振り分けていきましょう。
厳密に「○○は45歳でやる」というふうに振り分ける必要まではありません。
やりたいことが、何歳までであればできるかを明確にするための作業ですので、振り分けは大体で大丈夫です。
やってみると気が付くと思いますが、やりたいことの多くが若いうちでなければできないことに気づくと思います。
そうなんです。すぐにでも行動を起こさなければ、やりたいことがやりきれないまま歳を取っていくことになります。
いつも目に付く場所にリストを張っておこう!
バケットリストは、作ったら終わりではなく、夢の実現への始まりです。
常に「やりたいこと」の実現を意識して行動することで、無意識の領域まで落とし込むことが必要です。
つまり、意識せずにやりたいことに対してアンテナが張っている状態にするのです。
当然、自分からバケットリストの実現に向かって行動し続けることも必要です。
しかし、リストの項目が無意識の領域まで落とし込めていれば、目の前にチャンスが来た時に逃さずにキャッチできる可能性が高くなります。
意識しなくてもリストに挙げた「やりたいこと」に反応するためには、いつも目に付く場所に貼っておくか、定期的に見る習慣をつけることが大切です。
「必ずやりたいことを実現してみせる!」という意気込みが、人を突き動かすのです。
できたことに印をつけよう
どんなに些細なことでもいいです。
バケットリストに載せた項目が達成できたら、その項目に印をつけましょう。
多くの人が項目を二重線で消したり、項目そのものを削除したりしているようですが、私のおススメは好きな色のマーカーで下線を引くことです。
やりたいことが達成できれば出来ただけ、好きな色に染まっていくリスト。
素晴らしくないですか?
私もこの方法で、いくつものやりたいことを達成してきています。
でも、まだまだバケットリストにはやりたいことが残っているので、ワクワクしています。
さぁ、一緒にバケットリストを作って、楽しい人生を送りましょう!
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