「学校の授業で英語があるから仕方なく勉強をしている。」「仕事で必要だから仕方なく英語の勉強をしている。」なんて人、いませんか?
勉強してもなかなか英語が話せるようにならないし、日本にいる限り英語は必要ないんじゃないですか?
日常的には必要性を感じないかもしれませんね。でも、実は英語ができるようになると世界が一気に広がりますよ。
英語を勉強する意味が分からないと感じる人も多いと思いますが、英語ができるようになることにはとても多くのメリットがあるんですよ。
今回は、英語を勉強するモチベーションが高まる「英語ができることでのメリット」について解説します。
特殊技能としてアピールできる
義務教育から英語の勉強をしているとはいえ、日本人で英語が話せる人は多くはありません。つまり、英語が話せるということは、それだけで特殊な技能だということです。
英語の代表的な資格であるTOEICは、就職活動の際に受験したい資格ランキングで常に上位に位置しているくらいです。
近年、日本の企業も国内だけで取引を完結することはほとんどありません。海外の企業との取引も行われるため、語学力のある社員は必要不可欠なのです。語学力は特殊な技能としてアピールできるのです。
誰もが一度は英語の勉強をしたことがあるわけで、それが特殊技能としてアピールできるなら話せるようになった方が得ということになります。
世界中の情報にアクセスできる
現在の世界情勢や経済、文化の中心はアメリカやヨーロッパです。
もちろん日本にも情報は伝わってくるので、日本語で必要な情報を受け取ることができますが、英語ができるようになると、さらに多くのメリットが得られます。
特に以下の2つの大きなメリットがあります。
最新かつ詳細な情報にアクセスできる
世界情勢に影響を与えるようなニュースや情報は多くがアメリカを中心に発信されています。
さらに、ハリウッド映画の最新情報や洋楽などのエンターテインメントもアメリカを中心に制作・発信されています。
日本においては、これらの情報が日本のマスメディアを通じて伝えられるまでには時間がかかることがあります。しかし、英語ができれば、直接アメリカのABCテレビのサイトや好きなアーティストの公式ウェブサイトにアクセスして最新の情報を手に入れることができます。
普段から日本のマスメディアの情報に触れていると、それが当たり前に感じられるかもしれませんが、実際に英語のニュースやウェブサイトを見てみると、日本に伝わっている情報よりも詳細な内容が提供されています。
情報の発信元であるサイトを直接閲覧することで、新しくて詳細な情報を手に入れることができます。
他の人よりも早く新しい情報を知ることは、現代社会において大きなアドバンテージとなります。英語を通じて最新かつ詳細な情報にアクセスできることは、あなたの情報収集力を飛躍的に向上させることになるでしょう。
専門的な情報を入手できる
英語は多くの専門分野で使用される共通の言語です。専門的な知識や研究成果、最新の技術情報など、さまざまな分野における専門的な情報にアクセスすることができます。これにより、自身の専門分野や興味のある領域において、より深い理解や学びを得ることができます。
大学や研究機関などで発表される論文のほとんどが英語で執筆・発表されています。また、国連などの国際機関も調査や研究の結果を英語の文書で公表しています。
つまり、これらの原文を直接読むことができれば、専門的な情報を手に入れることができます。
専門的な情報に触れることで、自身が興味を持つ分野をより深く理解し、探求することが可能になります。
仕事に関しても、最新の研究結果を知ることで新商品の開発や交渉に役立てることができます。専門的な情報を入手することは、仕事上の競争力を向上させる一つの手段です。
英語を使って情報を得ることで、より広範で多様な知識を得ることができるのです。
英語圏の映画やテレビドラマが楽しめる
エンターテイメント大国として知られるアメリカでは、日本では企画できないような迫力溢れる映画やテレビ番組が数多く存在します。
映画の吹き替えや字幕はすべての表現を再現できない
日本で観ることができる洋画は、ほとんどが吹き替え版や字幕が付いていますが、すべての表現を完璧に再現できているわけではありません。
アメリカの文化やスラングが言葉に影響しているため、ニュアンスを正確に日本語に変換できないことも多いのです。
字幕の場合、一度に表示できる文字数に限りがあるため、セリフを省略して表示する必要があります。その結果、登場人物の感情の変化や微妙なニュアンスがうまく表現できなくなることがあるのです。
テレビ番組の翻訳は限られている
海外のテレビ番組はごく一部しか翻訳されていません。人気のテレビドラマはDVD化されて吹き替え版が存在する場合もありますが、エンターテイメント番組やドキュメンタリーなどは、人気番組であっても、私たちが目にする機会はほとんどありません。
英語力さえ身につけてしまえば、さまざまなエンターテイメントを楽しむことができるのです。英語圏の映画やテレビドラマをオリジナルのまま楽しむことで、より深く魅力を味わえるでしょう。
海外旅行が楽しくなる
海外旅行先で日本語が完全に通じる国は存在しません。
しかし、世界の主要な観光地では、ホテル、劇場、遊園地など、ほとんどの場所で英語が話せるスタッフが働いています。
困ったことがあっても日本語を話すスタッフを見つけることはかなり難しいですが、英語を話すスタッフなら比較的簡単に見つけることができます。
また、旅行先の現地の人から美味しいレストランやあまり知られていない秘境などの情報を教えてもらうこともでき、旅行をより一層楽しむことができるのです。英語ができれば、地元の人との交流や現地の文化をより深く体験することができます。
自信につながる
英語の習得には、長い時間と努力が必要です。
単語を一つ一つ暗記したり、ネイティブ・スピーカーの発音を何度も聞いて聞き取れるようにするなど、努力を継続することで得られるスキルです。
そのため、英語を使えるようになることは、「努力を継続して結果を出した」という証明であり、その成功体験は大きな自信につながります。
積み重ねた努力から得られる自信は、他のことに取り組む際にも「英語ができるようになったのだから、私にもできる!」と前向きに取り組む原動力となり、自分が目指す姿に向かって進むための支えとなってくれます。
英語の習得は自己成長の一環であり、その過程で得られる自信は人生の様々な場面で活かすことができるでしょう。
まとめ
英語を学ぶことで得られるメリットは数多くあります。
これまでに紹介したメリットは以下の通りです。
ただし、これらのメリットはあくまで一部です。
英語学習は個々の人によって異なるメリットをもたらします。英語ができるようになると、今まで知らなかった世界が広がります。
また、実践的な英語学習のヒントやアドバイスも重要です。
こちらのリンク先の記事では、効果的な英語学習法や学習のモチベーションを維持するためのヒントを提供しています。ぜひ参考にしてみてください。
英語学習は努力と時間が必要ですが、その成果は大きな自信につながります。
英語ができることで、自分自身に向き合い、さまざまなチャレンジに前向きに取り組むことができるでしょう。
世界が広がる喜びを味わいながら、英語学習を楽しんでください。
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