私は、メインの仕事の他に英語通訳をしています。TOEICスコアは895点です。
英語の勉強法など、「ため」になる情報をお伝えしたいと思います。
英語を話せるようになりたいと思っている人が、まず選択肢に挙げるのがオンライン英会話だと思います。
でも、今はオンライン英会話ってたくさんありますよね。
今回取り上げるDMM英会話の他に、レアジョブ、ネイティブキャンプなど。。。
名前を挙げていったらきりがないくらいです。
言いようによっては、オンライン英会話サービス戦国時代ともいえる状況かもしれません。
つまり、利用者に多くの選択肢が与えられていて、好みのサービスを選べるいい時代になったわけですね。
私は、今までにいくつものオンライン英会話を渡り歩いています。
そのため、同僚からどのオンライン英会話がいいのか、相談を受けることがあります。
答えは、目的やレベルなど人それぞれですので、特定のオンライン英会話を全員におすすめできるわけではないですが、この記事が参考になれば嬉しいです。
今回は、その中でも比較的多くの人が選んでいるDMM英会話の特徴や、受講してみた感想をまとめてお届けします。
とりあえず、DMM英会話のページを見てみたい方は、下のリンクからどうぞ。
DMM英会話の特徴
様々なサイトで、人気のあるオンライン英会話No.1になっているオンライン英会話サービスです。
主な講師は現地にいるフィリピン人ですが、その他にも日本人を含む世界133ヶ国の国の講師が、現地からレッスンをしてくれます。
アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなどの日本人がビジネスや旅行で行く国のネイティブスピーカーも講師としています。
国ごとに英語のイントネーションや発音が違うので、さまざまな国の講師からレッスンを受けることで、各国の英語に慣れることができます。
料金設定
料金設定は、次の表のとおりになっています。
料金設定は、大きく「スタンダードプラン」と「プラスネイティブプラン」の2つに分かれています。
さらに、それぞれのプランには、1日に1レッスンから3レッスンまで受けられるコースが用意されています。
1レッスンは、25分間です。
ほとんどの人にとっては、スタンダードプランで十分だと思いますが、
- 英語以外の語学も勉強したい
- 英語だけのレッスンだと不安なので、日本人講師のレッスンも受けたい
- 特にネイティブスピーカーからレッスンを受けたい
という人は、プラスネイティブプランがおすすめです。
ネイティブに分類されているのは、次の表の国の講師です。
アジア | 台湾 大韓民国 日本 |
ヨーロッパ | アイルランド イギリス |
北米 | アメリカ合衆国 カナダ |
オセアニア | オーストラリア ニュージーランド |
アフリカ | 南アフリカ |
2倍以上の料金差を考えると、韓国語や中国語の習得を目的としないのであれば、スタンダードプランで十分といえると思います。
英語ネイティブの発音を聞く機会は、YouTubeなど、いくらでもありますからね。
レッスン対応時間
なんと24時間対応です。
予約検索画面では、
2:00~25:30(1:30)
まで、30分刻みでレッスンが予約できるようになっています。
つまり、24時間、いつでもレッスンが受けられます。
これは、仕事で帰りが遅くなる社会人や、夜型の学生にも嬉しいシステムですよね。
しかも時差の都合で、深夜時間帯は、ヨーロッパやアメリカ大陸の国の講師が増えるので、受講時間をずらすだけで、世界中の国の英語のイントネーションに触れることができます。
ただ、ヨーロッパの講師の英語は、話すスピードも速く英語力のレベルがとても必要な傾向がありますので、難しく感じるようであれば、講師にゆっくり話すようにお願いした方がいいですね。
DMM英会話を選ぶべきメリット
実際にDMM英会話で多くのレッスンを受けてきて、多くのメリットがありますので、個別に解説していきますね。
講師の出身国(国籍)を選ぶことができる
DMM英会話では、オンライン英会話で講師として最も多いフィリピンを含め、世界各国から133ヶ国の講師が在籍しています。
日本でも地方で発音やイントネーションが違うように、世界規模の英語となると国ごとに発音が全く違います。
ヒアリングは、YouTubeなどのメディアでアメリカ英語やイギリス英語に触れる機会は多いですが、なかなかアフリカ系の英語など、ネイティブと言われている国の人たち以外の英語を聞く機会は多くありませんよね。
でも、実際のビジネスや旅行では、ネイティブ以外の英語に触れる機会の方が多いくらいです。
そういった理由からも、世界中の講師と英語で話せるというのは、DMM英会話の大きな利点の一つです。
DMM英会話では、レッスンを受けた講師の国籍別にメダルがランクアップする制度があります。
色んな国の講師のレッスンを受けて、各国のイントネーションに慣れつつ、メダルのランクを上げていくのも楽しみです。
どのレベルの人にでも合う教材が揃っている
DMM英会話では、たくさんのオリジナル教材が揃っていて、会員であればどの教材でも使うことができます。
他のオンライン英会話では、ビジネスクラスは別料金のところもありますが、DMM英会話は、どの教材でも使えるのがいいですよね。
教材の種類が豊富
教材の種類は、他のオンライン英会話と比較しても、引けを取らないくらい種類が豊富です。
基本的な発音や文法を勉強したい人から、ビジネスシーンを対象にした教材まであります。
「仕事では必要ないけど、旅行に行ったときに楽しめるレベルにはなりたい」という人にも、「旅行や文化」や「写真や絵」を説明する力をつけるのに特化した教材も準備されています。
教材一覧が見られますので、参考にしてみてください。
レベルに合った教材が客観的に分かる
自分のレベルに合った教材を探すのも簡単です。
まず、DMM英会話のレベル設定のページから、自分の英語力と各レベルの目安を比較してみることがで、レベル1(Beginner)からレベル10(Proficient)まで、自由に選ぶことができます。
今までに英語検定やTOEICの試験を受けたことがある人であれば、得点別の目安レベルもわかりますので、自分に合うレベルがどれなのか客観的に探すことができます。
もちろん、そのレベルから始めなければいけないわけではありません。
もし、ちょっとでも高いレベルでの英会話にチャレンジしたければ、さらに上のレベルの教材を使うこともできますし、少し戻って基本から勉強し直したければ、レベルを下げることもできます。
この自由度があるのも嬉しいですよね。
レベル別一覧は、会員でなくても見ることができるので、自分がどのレベルに当てはまるのか見てみるといいと思います。
デイリーニュースもレベル分けされている
英語初心者が敬遠しがちな教材としてデイリーニュースが挙げられます。
ニュースって、専門用語や難しい単語が多いので、避けて通りたい気持ちもよくわかります。
でも、DMM英会話のニュースは、ニュース毎にレベルの振り分けがされています。
ニュースのレベルは、レベル5からレベル10まで用意されています。
DMM英会話のレベル別設定を見てもらうとわかりますが、TOEICのスコアで換算すると、レベル5は340点以上、英検では2級なので、多くの人が使える教材としてニュースが用意されていると言えます。
ニュースは、正確な文法が使われているため、文法の見直しにもなります。
語彙力、ディスカッション力の向上にもなるので、積極的に教材として使いましょう。
レッスン画面の機能が豊富
DMM英会話のレッスンは、普通のインターネットを見るためのブラウザで受講することができます。
ブラウザを使ってDMM英会話のレッスン用ページにアクセスして、受講するのですが、このレッスン用ページがとても多機能です。
主な機能として
- 教材画面が共有できる
- 教材画面に書き込み機能がある
- 講師や受講者がドラッグして選択した箇所が相手にわかる
- チャットボックスで会話形式のやり取りができる
- 「ノート」機能を使うと、文章を一緒に作成したり編集したりすることができる
- ホワイトボード機能で絵や図を書いて共有することができる
といった特徴があります。
私は、自分で作った文章を添削してもらうために「ノート」をよく使っています。
講師が細かいニュアンスを聞いてくれて、添削してくれるので、とっても勉強になります。
単語学習ソフトiKnowが無料で使える
DMM英会話の会員になると、英単語を暗記するための「iKnow」というサービスを利用することができます。
このiKnowは、教材の単語と連携していますので、教材に出てきた単語で知らないものがあれば登録しておくことができます。
登録しておいた単語は、絶妙なタイミングで復習することができるようにできていて、記憶に定着しやすくなっています。
他にも、TOEICや英検など、目的に特化したコースも用意されているので、目的に応じた選択ができます。
中国語も含めて10種類のカテゴリーが用意されています。
「なんてuKnow」でわからない言い回しが質問できる
語学を勉強していると、よくあるのが、「日本語では○○っていうんだけど、英語では何て言うんだろう」という疑問です。
外国人の講師に質問すらできない難しい状況ですよね。
だって、英語での説明すら難しいんですから。
そこで役に立つのが「なんてuKnow」というサービスです。
日本語で言いたいことを質問すると、専門家が適した英語で解説付きで訳してくれます。
更に、他の人や過去の質問も検索してみることができるので、日本語での微妙なニュアンスを使って英語を話すときにとっても参考になります。
このサービスもDMM英会話の会員であれば無料で利用することができます。
利用価値、「大」です!
カスタマーサポートの対応が早い
一度だけレッスン中に、音声が聞こえなくなるトラブルがありました。
問題が講師側にあったのか、私にあったのか、システムの問題だったのかは不明ですが、結局、そのレッスンはキャンセル扱いになりました。
しかし、ものの数分でカスタマーサポートから連絡があり、振替のレッスンチケットを発行してくれたのです。
あまりの対応の早さに驚いたのですが、その対応の早さもあって、信頼できるオンライン英会話サービスだと感じました。
あえて言うなら・・・デメリット
実際にDMM英会話のレッスンを受けてみて、デメリットらしいデメリットというものはありませんでした。
でも、「あえて言うなら」ということで、いくつか改善を検討してもらえた方がいいのではないかと思うところをピックアップしてみました。
ネイティブからレッスンを受けるコースが別枠
「料金設定」の項目のところでも説明しましたが、アメリカ人やイギリス人など特定の国の講師からレッスンを受けるときは、「プラスネイティブコース」に登録しなければなりません。
同じくオンライン英会話サービスの「ネイティブキャンプ」では、ネイティブであっても、講師の空いている時間であれば追加金額不要でアメリカ人などからレッスンを受けることができます。
実際は、「ネイティブキャンプ」でもアメリカ人などのネイティブスピーカーが空いていることはほとんどないので、予約するためのコインを購入する必要はあります。
DMM英会話も、全く別のコースで、安定的にネイティブスピーカーからレッスンを受ける機会を設ける方式もいいと思いますが、「スタンダートプラン」の会員にもネイティブスピーカーから定期的にレッスンを受けられる方式の導入を検討してもらいたいですね。
レッスン内容に不満があっても振替はない
講師も人ですから、レッスンの内容が悪かったり、私たち受講者が納得のいくレッスンを受けられないこともあると思います。
でも、DMM英会話では、レッスン内容の不満を理由とした振替レッスンの提供はしていません。
あくまで振替レッスンが認められるのは、システムや通信状況の不良などが原因の場合のみです。
もし、「この講師とはもう合わないからレッスンを受けたくない」というときは、次回から指定しないように気を付けなければいけません。
講師の「お気に入り」登録はできるんですけど、「非表示」登録はできないです。
非表示登録ができるようになれば、合わない講師を最初から除くことができるんですけどね。
今後の改良に期待してます。
レッスン予約画面で予約時間の指定がわずらわしい
レッスンを予約するときは、多くの人が今後の予定などを考慮して、時間指定で予約すると思います。
でも、DMM英会話では、その時間指定がちょっと操作しずらいです。
例えば、レッスンを「9:00から開始のものだけに絞って予約したい」といった場合、開始時間を「9:00」に指定します。
レッスン開始時間の範囲の終わりの時間も指定しなければいけないのですが、この時間が、1日の最終時間の「25:30」に設定されています。
時間を絞り込むために、レッスン開始時間の範囲の終了を「9:00」にスクロールさせるのですが、「9:00」よりも前の時間まで表示されるので、選びたい時間を探し出すのに少しだけわずらわしさを感じます。
大したデメリットではないのですが、毎回、レッスン希望時間の絞り込みをするたびに面倒くさいので、改良してほしいなと思っています。
レッスンはすべて30分ごとの開始
多くのオンライン英会話サービスが同じですが、レッスンは講師の予約をしたうえで、毎時0分と30分から開始になる場合が多いです。
DMM英会話も同じような予約の仕組みになっています。
しかも、予約時間は、レッスン開始15分前までと決まっていますので、「ちょっと時間ができたから、すぐにレッスンを受けたい!」と思っても、受けることはできません。
この点、他のオンライン英会話と比べても予約の締め切りが早いのが残念なポイントですね。
主な口コミ
ツイッターなどの口コミを検索してみる限り、サービスに対する否定的なコメントは、ほとんど見当たりません。
もちろんどんなサービスも万人受けするわけではないので、「合う、合わない」はあると思います。
色々なコメントを見ても賛否両論で、結論は出ません。
無料チケットがもらえるので、試してみて判断するのが一番だと思います。
合わないと思ったら、有料になる前に退会すればいいだけの話です。
一番大切なのは、「まず行動!」です。
それが物事を上達する一番大切なことですよね。
おすすめする人・おすすめしない人
DMM英会話については、とてもサービスや教材が充実しています。
英語だけでなく中国語や韓国語にも対応しています。
英語以外の語学を習得したい人にとっても、同じ料金で様々な言語を習得できるので、学習する側にとって、大きな利点です。
ここまで説明したように、DMM英会話は、語学習得の目的に関わらず、全員におすすめできるサービスです。
ただ、デメリットのところでも解説したように、レッスンの予約時間にある程度の制約があるので、
- 忙しくて、あらかじめめレッスンの予定を入れることができない人
- 思い立った時にすぐにレッスンを受けたい人
- スキマ時間をレッスンに使いたい人
は、お試し期間でよく検討してから入会するようにした方がいいです。
終わりに
DMM英会話は、概ねすべての英語学習者に向いているオンライン英会話サービスです。
無料体験期間中は、おススメサービスの「iKnow」も使うことができますので、まずは試してみ自分に合うのかを判断するのが大切ですね。
何はともあれ、すべてにおいて行動力が大切です。
とりあえず、DMM英会話のページを見てみたい方は、下のリンクからどうぞ。
まずは無料体験、やってみましょう!!
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