暑い夏や寒い冬、天気の悪い日などは、なかなか外にも出る気にならないし、どうしても運動不足になりがちですよね。
なんか自宅で気軽にできる運動ってないかなぁ。
それなら、卓球がおススメだよ。
えー、うちには卓球台なんてないし、買っても置く場所がないよ。
卓球台を買う必要なんてないよ。普段使っているテーブルさえあれば、簡単に卓球台として使うことができるんだよ。
今は、テーブルに簡単に設置できるネットを含めたセットが手ごろな価格で買えるようになったし、卓球が手軽なスポーツになりました。
最近は、多くの卓球選手が世界規模で活躍しているので、卓球に対する認知度も上がってきていますよね。
室内卓球には、たくさんのメリットがあります。
それでは、それぞれのメリットについて解説していきます。
コミュニケーションが取れる
卓球は、基本的には相手がいて成立するスポーツです。
テーブルを壁に付けて、一人でラリーの練習をすることもできますが、対戦がいると更に楽しむことができます。
家族で一緒に楽しめる
自宅で卓球をするとなると、その相手は、家族になる場合が多いと思います。
楽しむレベルの卓球であれば、それほど激しくないので、普段運動をしていない人にとってもそれほど負担にはなりません。
「卓球」と聞くと激しいスポーツのイメージになってしまいますが、「ピンポン」程度の感じで、ラリーを続けることを目的としてやると、夫婦や子供とのコミュニケーションにもなります。
我が家では、おばあちゃんが5歳の娘の相手をしてくれています。2人ともとっても楽しそうですよ。
特に相手が子供の場合は、子供の成長が顕著に分かります。
最初はルールやサーブの打ち方すら知らなかったのに、ちょっと教えてあげただけで、どんどん上達していく様子は親としても見ていて楽しいものです。
最近では、スポーツバラエティなどで卓球の選手が出てくると真剣に見て、「あぁやって打てばいいんだ」なんて研究までしています。
家族のコミュニケーションをとるのにもいい切っ掛けになります。
友人家族と一緒に楽しめる
子どもの友達や、親同士の友人家族が遊びに来た時って、遊びに困りませんか?
親同士は、話で盛り上がったりするので問題ないですが、子どもは飽きっぽかったりしますよね。
親同士の話をさえぎって、「一緒に遊ぼう。」とか言ってきて、結局、親みんなで子供の相手をする羽目になるなんて話はよく聞きます。
こんな時、子どもたちだけで楽しめるのが、自宅卓球です。
我が家では、他の家族の子供や近所の子供が来るときは、テーブルに卓球セットを準備しておいてあげます。
すると、ある程度はテレビゲームをやったり、持っているおもちゃで遊んだりするんですが、子どもはやっぱり体を動かす遊びの方が好きなようで、卓球に行きつきます。
特に子供は勝負事が好きですよね。
負けると必死になって勝つ作戦を考えたり、技を磨いたりしています。
向上心や「負けたくない」といったやる気スイッチを押してあげるのにも役立ちます。
運動神経が向上する
最初、卓球セットを買ってきたときは、単なる子供の相手をするための「おもちゃ」程度の考えでした。
しかし、すぐにその考えを改めることになりました。
私の場合、週末の土日の時間のある時に、子どもと1回30分程度やり続けただけでした。
でも、やり続けていくと、運動神経が研ぎ澄まされていく感覚がはっきりと分かるようになってきました。
当初は、子どもも「ふわっ」っとした球しか返してきませんでした。
次第に上達して早いラリーを続けるようになると、こちらも負けじと集中しないといけなくなりました。
集中して卓球をやっていると、徐々に球の動きがよく見えるようになってくるし、その動きに対して反射速度も上がっていき、運動神経も向上していきました。
高額の会費を払っていくジムよりも、手軽に運動できるので、まさに一石二鳥です。
足腰が鍛えられる
卓球は、テーブルの上で球を打ち合うゲームです。
説明すると、とてもシンプルで単純なゲームですがやってみると、そのハードさに気づくことになります。
本気でやればやるほど、卓球は足腰の強靭さが求められるスポーツです。
足の裏をべったりと着いたままでは、球の動きに反応することはできません。
自然とつま先立ちになり、ひざを曲げ、どこに球が飛んできても柔軟に対応できる体制を維持することになります。
その体制を維持し続けることで、自然と足腰が鍛えられ、必要な筋肉が強化されます。
足腰の強さは、日常生活にもとっても重要です。
人間は、高齢になるにしたがって足腰の筋力から弱っていきます。
そして、次第に自力では歩けなくなっていくようになります。
そうならないためにも、日ごろから遊び感覚で続けられる自宅卓球で、足腰や姿勢に注意を払いながら筋力をつけていくのもいいのではないでしょうか。
天候に左右されない
自宅卓球の良さは、何と言ってっも天候に左右されないということです。
運動しようとか子どもと外で遊ぼうと思っても、こんな経験はないですか?
私の場合は、どれかの理由を付けて家にいることが多いですね。
でも、自宅卓球は、そんな外の環境は全く関係ありません。
真夏だって真冬だって、今はエアコンがあります。
いつでも、やりたいときにやることができます。最高じゃないですか?
ずっと続けられる趣味になる
卓球は、生涯スポーツです。
つまり、どんな人であっても、何歳になっても続けることができるスポーツだということです。
卓球も本気度によっては、かなり激しいスポーツです。
しかし、健康のために続けるというのであれば、何歳になっても続けることができます。
しかも団体競技ではありません。
相手が1人いるだけで、ゲームができてしまうという、とっても手軽なスポーツなのです。
筆者もサッカーや野球などの団体スポーツをやっていましたが、歳を追うごとにやるメンバーを集めるのが難しくなっていきます。
メンバーが集まらなければ、競技をすることもできません。
そういった意味でも卓球は、生涯スポーツとして最適なスポーツの一つなのです。
子どもを含めた家族や友人家族など、大勢でやっても楽しめるので、家庭時間の一部に取り入れてみることをお勧めします。
コメント